バイクの振動による疲労対策

一番お手軽!振動をグリップで対策する方法

ハンドルから伝わってくる振動がもたらす疲労を軽減する対策方法では、グリップを交換するのがもっとも簡単です。
ハンドルを直接握る部分ですから、この部分を振動に強い(衝撃を吸収する)タイプに交換することで直接伝わってくる振動を軽減することができるわけです。
しかもグリップを交換するだけなら簡単で誰でもできますし、握りやすいグリップにすることでますます運転を快適にすることも可能ですよ!

こうした振動対策を考慮したグリップも多数売られており、いろいろな種類から選ぶことができます。
ポイントとしては、振動(衝撃)を吸収する効果を持つゲルが使用されているものを選ぶかどうかでしょう。
このタイプは見た目が少々無骨な印象を持ったものが多いのですが、何しろ振動対策のために作られたものなので確実な効果が期待できます。
また表面の素材も握りやすさを重視したものが多く、振動対策をするならこれがまずおすすめということになりますね!

ハンドルの重さを増やして振動を防ぐ!バーエンドを使った対策方法

グリップではなく、バーエンドを使って振動を軽減することも可能です。
こちらはハンドルの末端部分に重さを加えることで振動を防ぐ仕組みですが、こちらも簡単に対策ができるのでおすすめの選択肢となるでしょう。
今使っているグリップが気に入っている、握りやすいので変えたくない場合にも適していますよ。

振動対策におけるバーエンド選びでは、重さが重要になってきます。
重いほうが当然振動を軽減する効果に優れているわけですが、運転しやすさを重視したうえで選んでいくことになります。
普通のグリップエンドよりもやや重めのミディアムウェイト、さらに重めのヘビーウェイトがありますから、できるだけ実際に重さを確認しながら判断していきましょう!

ただ注意が必要なのは、非貫通タイプのグリップを使っている場合にはバーエンドを装着することができない点です。
まずグリップのタイプを確認しておきましょう。
なお、非貫通タイプのグリップに利用可能なシャフトのみタイプなどもありますよ。

どんなバイクを乗っている時にも対応可能!グローブでの対策方法

もうひとつが、グローブで振動を軽減する方法です。
グローブならどんなバイクを乗っているときにも対策ができますから、幅広いシーンで利用できるのが大きなメリットです。
バイク用のグローブの中には、振動を吸収・軽減する効果を持ったエアゲルを内蔵したタイプがあります。
グリップを握ったときにちょうど振動があたる部分にエアゲルがあるため、振動が手に伝わりにくいのです。

しかもグリップ感もしっかり維持できるので、快適な運転が可能ですよ!
季節によって適したグローブが変わってくる点なので、夏用・冬用両方を揃えておく必要があるかもしれませんね。