塗装で役立つローラー
塗装をする際には刷毛を使うだけでなくローラーを使う場面があります。
広い場所や平らな場所はローラーを使うと均一に簡単に塗れて便利です。
ただしローラーも種類がいくつかあります。
使う場面によってどのタイプのローラーを使えばいいか考えて選ぶようにしましょう。
ローラーの選び方
ローラーは塗装する場所や塗装するものに応じて選ぶようにします。
広い場所に使うなら大きめのもののほうが便利ですし狭い場所は小さめのもののほうが便利です。
広い場所を塗るには大きなローラーのほうが便利な反面、たくさんのペンキを含むので重たくなってしまいます。
女性の場合には大きなローラーを使うと思うように操作ができないこともあるので自分の持てるサイズのローラーであることも考慮しましょう。
ローラーのセッティング方法
ローラーの横には穴があります。
これはハンドルを付ける場所です。
最初にローラーにハンドルの棒を差し込んでセッティングをします。
力を入れてローラーを差し込み止まるところまでハンドルを押し込んだらスムーズにローラーが回ればセッティングは完了です。
ローラーにはペンキを付ける前に毛払いをします。
手で浮いた毛を取ることによって塗装の仕上がりをきれいにすることができるので必ず行いましょう。
ローラーの使い方
ローラーはラケットを握るように持ちます。
作業を効率的に進めようとローラーに塗料をたくさんつけてしまう人もいますが塗料のつけすぎはペンキが液だれする原因です。
そこで塗料はあまりつけずにこまめにローラーに付けて作業をするようにしましょう。
ローラーハンドルは塗る麺に対して45度に傾けて作業をします。
傾けすぎたり垂直にしすぎたりするとうまく作業ができず色むらができてしまう原因です。
色むらができないようにするためにはローラーは塗る場所から浮かさないようにして進めていきます。
ローラーを転がすスピードも重要です。
早く転がしすぎるとペンキが飛び散ってしまいます。
遅すぎても色むらができるのですっとスムーズに進むペースで動かしていきます。
塗料の入れ物の選び方
ローラーに塗料を付けるのはローラー皿やローラーバケットの用意が必要です。
ローラー皿はもち手がないので移動をせず塗れる場所で便利です。
それに対してバケットは持ち手があり容量も大きいので広い範囲を塗るときに役立ちます。
ローラー皿はへこんだ部分にペンキを入れてローラーを転がしてペンキを含ませると塗料がきれいにしみ込みます。
手前に凹凸があるのでローラーを転がしてペンキをしごいて落とすと塗りやすいです。
ローラーバケットは容量の3分の1から半分までにペンキを入れます。
ネット部分でローラーを動かすと余分なペンキを落とすのに便利です。