すべての椅子が再塗装できるということではありません
椅子はいろいろなマテリアルで作られています。
木材で作られた椅子であれば、再塗装をすることは簡単です。
しかしながら、革や合皮・布・プラスチックで作られている椅子は再塗装することは不可能です。
なぜならば、塗装することができないマテリアルだからです。
木材で作られている椅子であれば、DIYで再塗装することが可能です。
アンティークな雰囲気を出すこともできます。
適切な道具をそろえて、時間をかければ、満足度の高い再塗装となるはずです。
再塗装の方法
椅子の再塗装をする場合には、MDFサフェーサー、ウレタン塗料、耐水ペーパー、ミニサンダー、ウレタンフラット、塗装用マスキングテープを用意します。
再塗装の前に椅子の座部を取り外します。
取り外せない座部の場合には、マスキングテープで養生するようにするといいでしょう。
布ペーパーで研磨をして、古い塗料を落として来ます。
その後、好みの色の塗料を塗っていきます。
ツヤを出したいと考えるのであれば、ツヤがでる塗料を選ぶようにします。
逆にツヤがでないような塗料を用いることもできます。
塗料を塗ったら、乾くまで待てば完成ということになります。
傷を目立たなくする方法
椅子の再塗装ではなくて、傷を目立たなくするためには、ウッドパテを用いて傷を埋めるという方法があります。
乾いたら、耐水ペーパーで平らに削る様にすれば、目立たなくなります。
しかしながら、非常に多くの傷がある場合には、再塗装をした方がスムーズです。
再塗装の際の注意点
椅子を再塗装することは、それほど難しいことではありません。
しかしながら、一定の時間がかかります。
最低でも2日はかかりますので、気長に作業をすることが求められます。
完全に塗料を乾燥させないで、次の行程に移ってしまうと、仕上がりが悪くなってしまうこともありえます。
再塗装をする場合には、塗料が体に付かないようにするために、長そで、長ズボンのスタイルがお勧めです。
マスクやゴーグルを使うと、塗料が口や鼻から入るのを防ぐことができます。
屋外で塗装をすることが望ましいのですが、屋内で行う場合には、換気に注意が必要です。
全ての行程において、丁寧さが要求されます。
仕上がった後の出来上がり具合はその苦労を忘れさせてくれるはずです。
最初は、大変さを感じるかもしれませんし、予想外に時間がかかってしまうかもしれません。
慣れてくると、段々と時間も短縮することができるはずです。
自分の好みの色合いに椅子を再塗装して、生活にアクセントを加えるようにしてみるといいでしょう。
椅子の色をちょっと変えるだけで、全く違う印象を与えてくれるはずです。