人工芝を敷いてみよう

下地が土の場合の人工芝の敷き方

人工芝を地面に敷くだけで芝の雰囲気を出すことができますが、良い状態でしっかり敷くためには事前の準備やひと工夫が必要です。
しかもそうした準備や工夫は下地によっても変わってきます。

下地が土の場合、表面に凹凸があるケースが多くなりますから、できるだけそれを改善したうえで敷いていく必要があるんですね。
その際には、まず最初に敷く部分にある雑草や石を取り除いていきましょう。
レジャーシートを敷いた時などによく実感しますが、ちょっとした小石や草が下にあるだけでもずいぶんと凹凸を感じて居心地が悪くなってしまうものです。
人工芝の場合、こうしたちょっとした凹凸があるだけでも仕上がりが悪くなってしまうのです。

そのうえで、土を平らにしていきます。
とくに専用の道具・機器などは必要なく、雑草などを取り除いた土を足できれいに踏みつけてならしていくだけでも十分ですよ。
ただその際には、できるだけ平坦になることを意識しながら行っていくようにしましょう!

注意点として、下の土の水はけ具合がどうか?というのがあります。
水はけがよくないと、雨が降ったときに人工芝に水たまりができてしまうんですね。
ですから、よくない場合には砂を加えるなどして調節してみましょう。

その後に人工芝用の防草シートを地面に敷いていきます。
きれいに敷いて、固定ピンでしっかりと固定しましょう。

下地がベランダの場合の人工芝の敷き方

下地がベランダの場合、土に比べて平坦なので作業がやりやすい面がある一方、水はけの問題が出てきます。
土とは違ってコンクリートは水を吸い込んでくれませんから、雨が降ったときなどに人工芝に水が溜まってしまう、さらにはカビや汚れなどの問題も出てきてしまうんですね。

ですから、土用よりも水はけに優れた人工芝を使うのが大前提です。
敷き方よりも人工芝選びがまず重要になってくるわけですね!
なお、水はけのよいタイプの人工芝には主に裏目に不織布が使われているタイプと、水抜き穴がついているタイプの2種類がありますから、好みに合わせて選びましょう。
敷きやすさなら、裏目がゴムの水抜き穴タイプよりも不織布タイプのほうがおすすめですよ。

敷くときは、まずベランダを掃除をします。
土に敷くときと同じように凹凸ができないよう表面をきれいにしておくわけです。
そのうえで人工芝をカットしていきます。
庭など土の場所とは違ってベランダは人工芝を敷く面積がはっきりと決められていますから、サイズをしっかりと測ったうえで適切なサイズにカットしていきます。

いったん敷いてみたうえで、サイズなどに問題がないと判断したらいったん取り除いてベランダの床に両面テープを貼付け、そこに人工芝を貼っていきます。
その際、シワができないようきれいに貼っていくように注意してくださいね。