バイク免許の種類と取得方法

免許センター

バイクの免許を取るには

原付以外のバイク免許は教習所での教習を受けてから試験場で試験を受けるという方法と教習を受けることなく試験を飛び込みで受けるという方法があります。
手軽に取得するには飛び込みで試験を受けに行く方法だと思われがちですが、実際には教習所に通う方が手軽な方法です。

各都道府県の公安委員会が指定している教習所で所定の教習を受けておけば試験場では技能試験が免除されます。
これは免許取得での最大のメリットです。
教習所での教習で卒業試験まで合格できていれば技能試験は受ける必要ありません。

バイクに乗ったことが無いという人はうまく運転できるかということが不安なものですよね。
そういった人は特に教習所で教習を受けるとバイクの乗り方についてもしっかりと学ぶことができるので免許取得後からすぐに走れるようになります。

教習所での流れ

教習所では学科と実技で学んでいきます。
取得する免許によって学科と技能の授業時間の量は違ってきますが卒業までの流れは同じです。

まずは第一段階から学科と技能の教習が始まり、第一段階の最後には見極めという実技試験が行われます。
見極めに合格すれば次に進めるのですが、見極め自体は決して難しいものではありません。

第二段階になると学科と実技の試験を受けます。
学科試験に合格すると卒業試験という実技試験を受けることが必要です。
卒業試験は免許試験場で飛び込み試験を受けるよりは簡単ですし慣れた環境で受けるという点では合格しやすいです。

■ 参考サイト
二輪車免許を取ろう│Honda|普通二輪免許の取り方

バイク免許の種類

バイクの免許には7種類あります。
もともとは原付や小型限定普通自動二輪、普通自動車二輪、大型二輪の4種類だったのですが、小型と普通、大型にオートマ限定が追加されたことで種類が7種類になったのです。
バイクは排気量の違いで車検の有無があったり、交通ルールが違ったりするのでちゃんと確認しておく必要があります。

もっともランニングコストが少なく多く販売されているのがスクーターで原付免許が必要です。
原付免許は車両が50cc以下のものでオートマとマニュアルとがありますが、ほとんどはオートマ車両となっています。
多くの免許はオートマとマニュアルで免許が違いますが、原付については免許を取得すればどちらのタイプも運転可能です。

原付の次に小さいバイクの免許が小型限定普通二輪の免許です。
最高速度は100キロ前後まで出る125ccまでの車両を運転することができます。
免許を取得するには教習所に通うのがメジャーですが、車の免許がある場合には学科試験が免除されるので教習所を卒業したら免許の書き換えだけで取得が可能です。

高速道路も走れるようになるのは普通二輪免許で乗れるようになるような125cc以上400cc以下の車両からです。
250㏄までは車検の必要がないですが、それ以上のものは車検が必要となります。
エンジンの排気量が大きくなるのでバイク自体も大きく重たくなるので街で気楽になると乗るというよりはツーリングで遠出する時に乗るのがメインです。

さらに大きなバイクとなると大型二輪免許の取得が必要です。
教習所で教習を受けることができず、一昔前までは試験場での技能試験での合格をしないとなかなか免許の取得ができませんでした。
今は教習所で教習が受けられるようになったので免許が取得しやすくなっています。