グリッププライヤとは
グリッププライヤとはものを掴んだ状態のままにすることができるプライヤです。
プライヤはペンチに近いものですがペンチよりもさらに大きなものを挟むことができます。
様々な種類のプライヤがある中の一つがグリッププライヤです。
プライヤの中でもグリッププライヤはものを掴んだ状態のままにすることができるので、針金を掴んだまま曲げたりねじったりすることもできます。
一つの工具で持ち変えることなく様々な作業ができて便利です。
グリッププライヤの使い方
グリッププライヤは形状がいくつかあります。
先端の形で使える場所が違うので用途に合ったものを選びましょう。
使う際には挟みたいものの厚みにあった形に口の幅を調節ねじで合わせます。
挟んだらハンドルを強く握りこむとロックがかかって口幅が保持される仕組みです。
使った後はハンドルについている解除レバーを使ってロックを解除します。
そうすることでつかんだものをリリースすることができ作業が完了です。
グリッププライヤが使える場面と注意点
グリッププライヤは持っていると意外と重宝します。
がっちりと固定することができるのでなめたボルトやナットを回すのにも便利です。
グリッププライヤはロッキングプライヤといわれることもあります。
どちらも使える場面は同じです。
グリッププライヤはロックする力を調整することができ、固定する力が強いのでひとつ持っていると様々な場面でとても役立ちます。
そのため工具箱に一つ入れておくととても便利です。
ただしロックする力が強いので力の調整をするようにしましょう。
もしも力を入れすぎてしまうと対象が破損してしまうこともあります。
耐久性を考えながら力を加えていくようにすることが大切です。
プライヤもメンテナンスが必要
グリッププライヤは鉄でできています。
そのため使っていくうちに錆びてしまうこともあるためメンテナンスが必要です。
工具は錆びてしまうと動きが鈍くなります。
どうしても作業をしているなかで水に濡れてしまったり油がついてしまったりすると汚れから錆が発生してしまうものです。
特にグリッププライヤは使用頻度も高いものではなく長く使えるものなので大事に使うためにも定期的にメンテナンスをするようにしましょう。
錆びが出てきた場合には錆びを取るようにします。
使うたびに拭き掃除をするだけでなく、錆がでてきたら錆び取りのスプレーをしてきれいな状態に戻すようにしましょう。
錆び取りのスプレーはグリッププライヤ以外にも使えるので持っておくと便利です。
定期的にグリッププライヤだけでなくほかの工具も錆び取りのスプレーをしたり拭き作業をしたりしてきれいな状態を維持するようにすると工具が長くきれいな状態で使えます。